曙
- 出身
- アメリカ
- 生誕
- 1969/5/8
- 身長
- 203cm
- 体重
- 212kg
大相撲の第64代元横綱。
1993年3月、外国人として初めて横綱に昇進した曙は、当時人気絶頂にあった若乃花・貴乃花の兄弟横綱らとしのぎを削り合い、大相撲の黄金期とも呼べる一時代を築いた。
2001年に大相撲の現役を引退。引退後は親方としての道を歩むが、後に格闘家への転身を決意する。そして2003年、立ち技最強を決める格闘技イベント『K−1』への参戦が電撃的に発表された。
鳴り物入りでK−1の舞台に降り立った曙だが、対戦相手のボブ・サップに無惨にノックアウトされてしまう。前のめりに崩れ落ちるその姿に横綱時代の威厳と風格は見る影もなく、長年に渡って築き上げた元横綱としての評価を失墜させるほど衝撃的な結果となった。
K−1で思うような結果が出せない曙は、総合格闘技へと闘いの場を移すが、ここでも試合内容の悪い黒星が続き、試合をする度に評価を落とす散々な状況であった。
2005年、武藤敬司に見い出され、プロレスラーとして全日本プロレスに本格参戦する。恵まれた体格を活かし、ボディプレスを主体とした技を武器に躍動する。K−1や総合格闘技での汚名を晴らすかのように、持ち前のパワーを存分に発揮して本来の素質を開花させ、新日本プロレスやプロレスリング・ノアなどの他団体にも参戦を果たし、プロレスラーとしての地位を確立していった。
2013年に全日本プロレスに正式入団。同年10月27日の両国国技館大会では諏訪魔を敗り、第47代三冠ヘビー級王者となる。元々総合格闘技よりもプロレス向きと言われていた曙だが、格闘家時代の悪いイメージを払拭し、プロレスラーとして自身の実力を改めて証明してみせた。
2015年に全日本プロレスを退団。同年12月にプロレス新団体『王道』を発足する。ジャイアント馬場の夫人である馬場元子の後ろ盾により誕生した同団体は、曙自身がプロレス界に恩返しするべく、業界の存続と発展を目指して設立した。
得意技
- ボディプレス
チョークスラム
64
ヨコヅナインパクト
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